アクセスログ

POINT

  • より厳密な現状分析のためにはクライアントからアクセスログを取得する。
  • 来訪者がどの検索エンジンやドメインから来たのかを把握する
  • サイト内のコンテンツに、どのようにアクセスしたか行動を分析する
  • ユーザーのアクセスしたページの相関関係からユーザー層を想定する
  • 想定するユーザーを見せたいコンテンツページに導くための方法を発見する

WEBにおけるユーザーの立ち振る舞いを分析する方法には2つある。1つはユーザーセントリックな方法。これはネットリサーチ会社が採用しているユーザー動向調査の方法で、テレビの視聴率のように多くのユーザーのマシンに特殊なアプリケーションを入れておいてその行動を解析、集計するものだ。ニールセン、ネットレイティング社が行っているインターネット視聴率などがその例だ。

もう一つはサーバセントリックな方法。つまり、ユーザーからのアクセスをサーバのほうで分類、解析しようというものだ。いわゆるログ解析である。サーバに蓄積されるアクセスログには以下のような情報が残る。

  1. ユーザーのIPアドレス、マシン名
  2. アクセスしたファイル名
  3. アクセス日時
  4. リンク元と検索キーワード
  5. WEBブラウザの種類【ユーザーエージェント】
  6. HTTPレスポンスコード

1.はIPアドレスしかわからない場合とユーザーのマシン名がわかる場合がある。ただし、ア癖うすしている間は同ユーザーであることがわかるので追跡は可能だ。2.はどのコンテンツが見られているのかの参考になる。2.は1.2.と合わせて観察することで、同一のユーザーがどのような順番でどのファイルにアクセスしたかがわかる。ユーザーがサイト制作者が想定したような流れでページを閲覧しているか、導線は問題ないかなど情報設計やユーザービリティ改善の参考になる。 4.は多くの場合、検索エンジンや大手ポータルサイトなどになる。つまり、ユーザーのほとんどはブックマークなどにURLを登録していない限りは、ほかのサイトからのリンクか、Googleなどで検索した画面からサイトへ来訪している。特にどのようなキーワードで検索された結果として来訪しているのかは注目だ。5.はサポート対象とすべきWEBブラウザの種類やバージョンがわかる。最近の調査では若干シェアが落ちたものの相変わらずマイクロソフト社のInternet Explorerのシェアが全体の約90%を占めている。6.によってサーバが正常に動作しているか、エラーが出ていないかをチェックできる。 アクセス解析ソフトはこうした生データを時間別やリンク元ベルなど様々な項目で集計処理してくれる。